危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 ・ ステージ2

第1石油類 ― ガソリンを中心に

この章でわかること

1常温で引火するグループ

第1石油類は、引火点が21℃未満の石油類です。日本の常温はほぼ一年中この温度帯にあるため、「いつでも引火し得る蒸気を出している」と考えるグループです。指定数量は非水溶性200L、水溶性400L。

2ガソリンのプロフィール

項目ガソリン
引火点−40℃以下
発火点約300℃
燃焼範囲約1.4〜7.6%
蒸気比重約3〜4(空気より重い)
比重約0.65〜0.75(水に浮く)
色オレンジ色に着色(灯油等との区別)

ガソリンは、携行缶への給油や移し替えの事故が絶えません。静電気の火花でも引火するため、給油取扱所での作法(エンジン停止、火気厳禁、静電気除去)がそのまま試験範囲になります。

3その他の代表品名

例題

ガソリンの性質として、誤っているものはどれか。

  1. 引火点は−40℃以下である
  2. 蒸気は空気より重い
  3. 水によく溶ける
  4. オレンジ色に着色されている
  5. 静電気の火花で引火することがある

正解は3。ガソリンは水にほとんど溶けず、水に浮きます。

ドリルで確かめる(第1石油類)

要点ノートで見直す

出典:危険物の規制に関する政令 別表第3、消防庁の危険物資料。2026年10月時点の内容です。法令は改正されることがあるので、試験の前には最新の公式資料で確認してください。